悩めるカーサイクリング
今日から自転車通勤を始めようと思う。
もちろん、雨の日と荷物の多い日は車にするけど(笑)
週に一度(あるかないか)の休日には学校に行かないといけないし、なかなかのんびりサイクリングができない。目標の「体を鍛える」ためには、日々乗った方がいいだろうし。そして、時間が取れたら長距離ライド。なるべく無理のないように、長く続けられる趣味にしたい。

自宅から自転車で出発して近場を散策するのも楽しいし、隣町まで足を延ばしてみるのもいいけど、やっぱり時々は知らない街や自然の中も走ってみたい。大規模自転車道なんてのも整備されてるようだし、そういう恩恵にもあずかってみたいではないか。

何年も前に、妹と一緒に奈良の明日香村に出かけた時、駅前でレンタサイクルを借り、そのママチャリで春のポタリングを楽しんだことがある。明日香村は、古代王朝の史跡や建造物が残り、「掘ったらすぐに遺跡が出てくる」と言われるだけあってやたらと建物を建てたり整地をしたりできないらしく、昔ながらののんびりした田園風景の広がる、サイクリングやウォーキングには天国のようなところである。半日かければ、主だった名所旧跡をぐるりと回ることができる。京都のように景観法が施行されているのか、高い建物もなく、ひたすら見晴らしがよい。低く連なる山々が田畑を囲み、盆地ならではの閉塞感のある、のっぺりとした、しかしどこか心が癒されるような清々しさのある風景だ。

洪水が起こったときに方向を変えたという伝説のある亀石を眺め、石舞台から酒船石を見て飛鳥寺方面へ向かい、その昔蘇我氏が住居にしていたという甘樫丘に登った。奈良の都が一望できる、小高い丘である。権勢を誇った蘇我氏は、この場所からあたかも宝石のような「自分の」都を常に目の中に入れておくことができるように、日々愛でて暮らしていたのだろう。中大兄皇子と藤原鎌足が蘇我入鹿を討ったという飛鳥板葺宮跡にも行ってみた。所々に石畳がしいてあるだけの、建物も何もないただの広場のような空間だが、この場所で、日本の未来を変える大クーデターが起こったと思うと、身震いするような気分に襲われた。もしかしたら、あの場所で入鹿が倒れ、その場におびただしい血が流れたのかもしれない・・・この土は、入鹿の無念をその流れた血と共に留めているのだ。私が今自転車のゴム製のタイヤで通ったこの場所を、この土の上を、古代の人々が歩いていた。今の私たちと変わらない日々の生活の営みをおくっていた・・・そう思うと、背中がゾクゾクする。私たちの命は、その営みを受けて続いているんだなぁ・・・。

というわけで、こういう日常とはちょっと離れた思いを味わうためにも、私愛用のミニバンにルイガノを積み、カーサイクリングを楽しみたいというのが今後の大きな目標である。が、そのためには自転車を車に載せなければならない。私の車は高さがあるので、立たせたまま充分積むことができるのだが、カーブや振動で自転車が倒れたり、また車が油などで汚されるのも避けたいわけだ。自転車を駐車しておくスタンドを買って、そこに車輪を載せて運ぶ、という手もある。しかし、強度に若干不安がある。やはり、こういうきちんとした車内積載用キャリアを導入した方がいいのだろうか・・・でも、コレって前輪を外さないといけないみたい・・・まず、ここからクリアしなければ。
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by nasuka00 | 2006-04-06 11:30 | bike
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なかなか旅に出られませんが、旅行に行ったつもりで一筆。
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